この本の1ページ目で「人間は食べたものでできている」と言う言葉が出てくる
この言葉は私が筋トレを始めた時にプロテインを飲むようになって劇的に体が変化した時に思った言葉で、この本の冒頭でその言葉が出てきて一気にこの本に引き込まれました
この本のタイトルには「科学的に証明された」という言葉が書かれており、小難しい内容の本なのかと表紙を見た時に感じたのですが、全くそんなことはなく次のものを食べると健康に良いと書かれています
- 魚
- 野菜と果物(ジュース、じゃがいもは含まない)
- 茶色い炭水化物(玄米、蕎麦、大麦、全粒粉)
- オリーブオイル
- ナッツ
逆に健康に悪いとされているものも書かれてます
- 赤い肉(鶏肉以外、加工肉は特に健康に悪い)
- 白い炭水化物(米、小麦粉)
- バターなどの飽和脂肪酸
第1章でシンプルに結論が書かれているので、その先は読まずに第1章の内容を実践すればこの本は完読しなくてもいいんじゃないかと感じました
また健康に良い食べ物は目新しいものはなく、なんとなく知っているものばかりでした
逆に赤い肉が健康に悪いものだったことはとても驚きました
他にもエビデンス(科学的根拠)につにても書かれており、テレビやネットで「最新の研究で明らかになった」みたいな情報は鵜呑みのしないように書かれています
エビデンスにはレベルがあり最も信頼できるのもを「エビデンスが強い」、あまり信頼できないものを「エビデンスが弱い」と言うそうで研究における試験方法で変わるそうです
そして上記の健康に良いとされている食べ物はエビデンスが強いと言うことになります
最近よく聞くようになったエビデンスという言葉ですが、信頼度が低いのにも関わらずエビデンスと呼ばれるものもあることに驚きです
この本は、よく体に良いと言われる食べ物ははなぜ健康に良いのかと言う情報を地固めできる内容だったと感じます
上記の健康に良い食べ物を意識的に食べている方は自分の健康に関して自信を持て、今後も継続して食べていくモチベーションになると思います